ドイツとロシアの秘密のビジネス
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ドイツのシュレーダー元首相、ガスプロム取締役候補に 6月末選任へ
ロシア国営天然ガス独占会社のガスプロムは4日、ドイツのシュレーダー元首相を
取締役候補に指名したと発表した。
ガスプロムによると、シュレーダー氏は11人の取締役候補のうちの1人。
6月30日の年次株主総会で選任される見通しだという。
シュレーダー氏は、ロシア石油大手ロスネフチ取締役のほか、ロシアとドイツを結ぶ
天然ガスパイプライン「ノルドストリーム」の運営会社で株主委員会会長を務めている。
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シュレーダー前独首相、ロシア国営石油最大手ロスネフチの会長に
2017年9月30日
ドイツのゲアハルト・シュレーダー(Gerhard Schroeder)前首相(73)は29日、ロシア国営石油最大手
ロスネフチ(Rosneft)の株主総会で同社の会長に選ばれたことを明らかにした。同社はウクライナ紛争
へのロシア政府の関与をめぐり欧米による経済制裁の対象となっている。
ロスネフチは取締役メンバーを9人から11人に増やすことを予定してしていた。今年8月に公表された
ドミトリー・メドベージェフ(Dmitry Medvedev)首相の署名文書にはシュレーダー氏を含む7人が
追加取締役メンバーの候補者として挙げられ、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)
大統領に近いシュレーダー氏は社外取締役候補とされていた。ロシア政府は、同社の50%を
わずかに超える株式を保有している。
「メルケルがプーチンを強くした」ウクライナ侵攻で前独首相を批判する声
メルケル氏がロシアは信頼できないという専門家の警告を無視したとして、同氏を
批判する声が大きくなっている。ドイツは2008年、ジョージアのNATO加盟をフランス
とともに阻止したが、その4ヶ月後にロシアがジョージアに侵攻した。アメリカが
ロシアのクリミア併合でウクライナを武装させようとした際にも、やはりメルケル氏と
当時のオランド仏首相が反対し外交努力を続けた。その間にロシアの軍事的脅威は
着々と増してきたと、元独連邦軍将校ローデリヒ・キーゼヴェッター氏が批判している。
最も批判が集中しているのは、ドイツにロシアの天然ガスを運ぶパイプライン「ノルド
ストリーム」プロジェクトへのメルケル氏の揺るぎない支持だ。最初にプロジェクトに
合意したのは当時のシュレーダー首相だが、後任のメルケル氏は続行を決め、
「ノルドストリーム2」の建設も推し進めてきた。ガーディアン紙は、なぜメルケル氏が
ロシアとの経済関係拡大路線を継続したのか、それが純粋なこれまでの踏襲だった
のか、それとも自身を政治的に有利にするために行ったのかはあまり明らかでは
ないとしている。
独大統領、ウクライナ訪問を拒絶される 過去の親露外交で
ドイツのシュタインマイヤー大統領は12日、ウクライナ訪問を計画したが、
同国が難色を示し、断念したと明らかにした。ポーランドの首都ワルシャワ
訪問中、記者団に語った。
シュタインマイヤー氏は、ポーランドやバルト三国の首脳と共にウクライナ
入りし、欧州の連帯した支持を示そうとしたと説明。「私は行くつもりだったが、
ウクライナは望まなかった」と述べた。
シュタインマイヤー氏は、メルケル政権下で2度、外相を務めた。親ロシア
外交を進め、ロシア-ドイツ間天然ガスパイプライン「ノルドストリーム2」の
建設を推進してきた。独紙ビルトによると、ウクライナ訪問は13日の予定
だったが、ゼレンスキー大統領がシュタインマイヤー氏との面会を拒んだという。
シュタインマイヤー氏はロシアのウクライナ侵攻を受けて今月4日、パイプ
ライン推進は「過ちだった」と認めている。